唯一無二の経験
僕がニュージーランドに来たのは去年の11月の初めのころでした。正直海外自体自分でも未知のものだったので、最初の頃は何をしていいか分からずただ単純に語学学校に通って一日一日を無難にこなす事だけでした。しかし、僕はここへワーキングホリデーを使ってきていたので仕事を探さなければなりませんでした。それが自分にとって一番辛かったことかもしれません。自分の駄目な所の一つに全く行動力が無いことが挙げられます。その時にその駄目な点が遺憾なく発揮されたと思います。そして、お金が底を突こうというくらいのときに仕事をほとんど同時に二つ手に入れることが出来ました。このときに安堵感は表現できないくらいでした。その仕事のうちの一つにSurfnSnowが入ります。ここでの生活は僕の今まで無味乾燥していたものに潤いを、真っ白な楽譜に楽しすぎて踊ってしまいそうな音符をふってくれるものでした。初めてここで働いたのはクリーナーとしてでした。朝5時からということも、自分の部屋が地下という少し日本の生活に比べたら劣悪な環境の中で三ヶ月間ほど働きました。そこで風邪を拗らせたり、環境に慣れなかったりといろいろ今思い返してみると散々なこともありましたが、まとめるといい思い出の一つだと今は思えます。そして、ここで沢山のかけがえの無い友達に出会いました。外国人のみならず日本人まで、全てが自分にとっては新鮮すぎるものでした。クリーナーの仕事を終えた後はレセプションの仕事を始めました。この仕事は自分の英語を上達させるのにとても適してるものだと感じました。苦手だったリスニング力もここである程度は養われたのではないかと思います。 僕のワーキングホリデー生活を全て書き残すのは不可能です。しかし、言えることは間違いは無いと思います。何が間違いないのかと思う人もいるかもしれませんが、是非挑戦して自分の肌で感じて欲しいと思います。そして、感じた後文章に認めてみようとしてください。きっと今の僕と同じことを思うでしょう。 今まで出来た友達、思い出全てに感謝しています。そしてそれらに決してさよならとはいわずにいずれまた会えますようにという意味を込めてまたねという言葉を残して終わりにしたいと思います。